4泊5日の旅行を終え、一昨日ハリラヤ(断食明けの祝日)にKLに帰還。
空港にていつものように東南アジアの配車アプリ「Grab」を使い、タクシーを呼んで帰宅しようと思ったところ思わぬ落とし穴に嵌る。
ハリラヤ中は空港からのGrab利用者増&とにかくドライバーがいない
(ハリラヤ期間にアプリを開くと注意書きが。)
このような実態を甘く見ていた我々は呑気に空港で旅の締めディナーをし、タクシー乗り場に降りてから
Grab全然捕まらない...やっぱエアポートタクシーにするか?...や〜こっちも並んでるな...などと悩み続けることとなった。
そんなこんなで1時間ほどウロウロしてやっとのことでなんとかGrabタクシーを捕まえ帰ることができたのである。
利便性の裏で...Grabの現状
乗車する前に料金が分かり、ピックアップ前&乗車中のドライバーの動きも追跡できるGrab。
アプリから予約すると大体10秒ぐらいでつかまる。さらに実際流しのタクシーより圧倒的に安い。ぼったくりの心配もなく、安心でとても便利なアプリですが問題点もあるのだそう。
まさに今回私たちの旅行中にネイチャーツアーでお世話になった日本人ガイドさんが嘆いていた。
「Grabはあくまでバイトだから、こういう祝日になるとドライバーたちが多く休んでしまう。Grabが主流になってからは地元のタクシー運転手もどんどんいなくなってしまっているから、いつもはすぐにタクシーが捕まるはずの場所でもお客さんが1時間とか普通に待たされる場合もある。(ツアー会社の方に)クレームとかめちゃくちゃくるよ。」
観光業も大変なんだな〜...と。
ちなみにこのネイチャーツアーではホテルまでの送迎付きだったのですが、このような事態も考慮しての対応なのだとか。そんなこと全く考えていなかったので本当に助かりました。
超車社会のマレーシアでGrabは必要不可欠なシステム。日本では公共交通機関が絶対!タクシーなんて乗るもんか!みたいな思想だった私もかなりお世話になっている。というかならざるを得ない。
が、成る程、こういう問題点もあるのですね、、という感じ。
まあ聞いていたとはいえ結局旅行ハイでそんなことは忘れていて、空港出る時に焦り始めたわけですが...次回からは気をつけようと思います。
そういえば、日本だとこの手のもの(バイトで成立しているサービスという点で、真っ先にUberEatsを思い出した)で時期によってムラがあるみたいなニュースはあまり聞いたことがない。
実際にバイトしてた学生の頃の自分を思い出すと、正月とかお盆こそ働いていたような気もする。もちろん休みたい時もあったし休みたい人もいたけど、サービスが回らないほどの事態になることはそうないのでは?
こういった祝日に対する意識をとっても、国民性の違いや自分が無宗教であることや今イスラム教国に住んでいるということを強く感じるきっかけの一つである。